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No. 437

日本語プログラミング言語を使ってみて

AquesTalk 繋がりで9月の終わりに日本語プログラミング言語の特集を組み、
10月から「なでしこ」と「プロデル」を試用して来ました。
今回は始めて間もない今だからこそ分かる事を纏めてみました。

最初にお断りしておきますがこれは上記の開発環境への評価では無く、
現時点での私の同ソフトに対する理解度に基づく印象とか感想といったものです。
従って理解が深まるにつれて変わって行く可能性が有ります。

上記二つの日本語プログラミング言語はどちらも統合開発環境となっており、
フォーム デザイナやコード エディタが付属しています。
つまりこれだけで直ぐにでもプログラミングが始められます。
また、どちらもインストールしないで使えるパッケージが用意されているので、
身構える事も無く気軽に始められるのも良いところです。

先ずはフォーム デザイナからですが No.417No.428 に似た作例が有ります。
この様な簡単な物でしたら何方も同じように作成する事が可能でした。
特徴的だったのは「なでしこ」のデザイナが生成したコントロールのコードで、
コントロール一つ一つに自動的にコメントが付けられていました。
無くても分かるので削除したところデザイナに表示されなくなってしまいました。
どうやら「なでしこ」のデザイナはこのコメントで識別しているようです。
「プロデル」のデザイナが生成したコードにはその様なコメントは有りません。

No.434 では少し込み入った画面構成になりました。
「プロデル」では問題無く作成できたのですが「なでしこ」では作れませんでした。
「なでしこ」で使用できるコントロールは 13 個しか有りません。
有料版の「なでしこ」なら可能なのかも知れませんが1万円以上します。

次に搭載されている機能ですが「なでしこ」では命令と言い、
「プロデル」の場合は機能とか動詞とかがこれに当たります。
画像処理に関しては「なでしこ」の方が色々と揃っています。
動くマスコットは「プロデル」では作れませんでした。

オフィス関係のコマンドも「なでしこ」の方が多いように感じました。
一方で「プロデル」には Ferica 用のライブラリが用意されていたりします。
この様に二つの言語にはそれぞれ得意分野が存在しますが、
それ等は言語の本質的な能力などでは無く開発者の関心度や、
開発者自身が普段その機能を使っているか否かのような気がします。

次はコーディングの分かり易さに関してです。
個人差が有ると思うので一概には言えませんが、
「プロデル」の方が自然な日本語に近い印象を受けました。
少なくとも私には「なでしこ」のそれよりは違和感が無いです。
しかし、どちらの言語にも言える事ですが全て日本語で書いた場合、
プログラム部分とコメント部分が判別しにくく逆に読み難く感じる事も有ります。

何方の言語もプログラミング言語特有の専門用語は他より少ないので、
一般的なプログラミング言語よりは取っ付き易く入門用に向いています。
何方も中間言語にコンパイルして実行ファイルにする事が可能なので、
HTA や Powershell 等で作るよりも圧倒的に起動が速いです。
この点を活かしてそれぞれ得意と思われる分野で利用していくのが良さそうです。
[No. 437] 2017/11/15(水) その他のH&S track back(0) comment(0)

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